
お風呂が水漏れしてるみたい!

それは大変!お風呂に入れなくなっちゃうよ!
ほっとおくと水漏れが拡大して大きなトラブルに発展してしまうことになります。
ですが、お風呂の床下水漏れを発見しても、
いったいどうすればいいのかわからないといった方も多いと思います。

大丈夫です!
水漏れの原因がわかればどのように対処すればよいかがわかります。
それでは、浴室の床下水漏れの応急処置と原因
修理の費用相場を解説していきます。

浴室の床下の水漏れ 応急処置・原因
お風呂には主に、2通りに分類されます。

あなたのお風呂はどっち?

・昔ながらのタイル貼りのお風呂(在来工法の浴室)
・一戸建てやマンションで使用されているユニットバス
在来工法のお風呂は築年数が経っている場合が多く、全体的な劣化が考えられます。
ユニットバスは床下での水漏れ被害がわかりにくく、気づいたときには既に大きな被害に発展していることも珍しくありません。
では、浴室の水漏れの応急処置の仕方
水漏れの原因はどこにあるのかを解説していきます。
水漏れの応急処置
お風呂の水漏れの量が少なくポタポタするくらいなら焦ることはありません。
急いで業者に連絡する前に、まず水を止めることが先決です。

落ち着いて水の元栓を締めよう
かなりの水があふれてきている場合はびっくりすると思いますが
落ち着いて早急に水道の元栓を締めて水を止めてください。
水道の元栓の場所
■一戸建て
屋外の水道メーターが入っているボックス(地面に埋まっている)の中にあります。
■集合住宅
玄関横のパイプスペース(水道メーターや給湯器が設置してある所)か、
屋外にまとめてボックスが設置されていることもあります。
水漏れの原因はどこなのでしょうか。
蛇口が劣化している

シャワーやカランのパッキンが劣化してくると、給水管との継ぎ目がから水が入り込んで床下まで浸透してしまうケースがあります。
パッキンがグラグラしたり、腐食していたりといった状態になると今は水漏れしていなくてもしばらくすると水漏れしてくる可能性が高いです。
■お風呂の蛇口からの応急処置
蛇口が原因の場合は水道の元栓を締めなくても良い場合があります。
『お風呂蛇口の止水栓を閉める』ことでポタポタ落ちてくる水を一時的に止めることができます。
蛇口付近から水滴が漏れている状態なら、浴室内への影響だけなので大きな問題ではありませんが、
パッキン全体が劣化していると他の見えない部分から漏れている可能性も高くなります。
蛇口のパッキンの寿命は20年前後
カランは長年の使用の負担で給水管との接続が緩んぐるケースもあります。
浴室内の水漏れか外部にまで浸透しているかを見極めることが重要です。
外部に浸透している場合は床下に水漏れしていると考えられるので、早急に修理を検討してみてください。
給水管が劣化している
給水管とは「貯湯タンクと浴室シャワーや水道の蛇口をつなぐ配管」
床下や壁の裏に隠れている給水管が劣化してくると、菅のつなぎ目部分から水が床下に漏水しているケースもあります。
浴室が外壁に面している場合、給水管が外から見える状態のため漏水しているのが確認できる場合があります。
給水管の寿命は 30年前後が目安
新築してから30年過ぎている場合は、給水管の劣化の他に浴室内外の様々な個所が劣化していると考えられます。
浴室の全体的なリフォームを考えてみることをおすすめします。
排水管が劣化している

排水口や床ドレン、排水管の接続部分に隙間や亀裂ができて床下に漏水するケースもあります。
排水管は排水口の奥の部分になるので漏水を発見するのは困難です。
髪の毛などがからまった状態を長く放置すると、ヘドロ状態になってコバエなどが繁殖することもあります。
排水口の流れが悪くなったり詰まったりすることが多いと、排水管全体の劣化も加速していきます。
浴室の壁や床の隙間

ユニットバスの中で転んだり、不意に手をついて壁が割れてしまったなどでその部分から水漏れしているケースもあります。
サビやカビが取れないなどで、そのまま放置していると腐食して水漏れの原因になったりします。
浴槽がひび割れている
ご使用のユニットバスの材質はどのようなものでしょうか。

■ユニットバスの浴槽の材質
・FRP (Fiber Reinforced Plastics)ガラス繊維強化プラスチック
・人工大理石
・ステンレス
・ホーロー
・木製
ユニットバスでは一番よく使用されるのがFRP材質の浴槽です。
FRPのユニットバスの浴槽は、長年使うとひび割れが発生して床下の水漏れの原因になっている場合があります。
浴槽の寿命の目安 20年前後
よく見ると小さなひび割れや亀裂、傷や穴あきがないでしょうか。
見つけたら早急に修理を検討することをおすすめします。
浴室の床下水漏れ 修理の費用相場
お風呂の部分的な個所による修理の費用はどれくらいなのか、それぞれに解説していきます。
蛇口の交換
ホームセンターで購入できるのでDIYを考える方もいますが、
失敗して破損させてしまうとなると費用が倍になってしまう恐れがあります。
業者に頼んだ方が安心だと思います。
蛇口の他にもどこか劣化している箇所があるのか点検を一緒にお願いするといいでしょう。
費用目安 5万円前後
給水管、排水管の修理、交換
壁裏や床下に隠れている給水管や排水管の修理や交換は、水漏れの状態によって価格も変わってきます。
修理・交換の費用目安 40万円前後
応急処置では済まない箇所になりますので、早急に業者に依頼することをおすすめします。
20年~30年くらいのお住まいなら、他の箇所も劣化していると思われますので、全体的なリフォームも検討した方がいいでしょう。
■全体的なユニットバスのリフォームの費用相場
60万円~150万円
浴槽の交換
浴槽がひび割れたり劣化がひどい場合の漏水の場合は、浴槽そのものを交換するのが一般的です。
費用相場についてはこちらの記事を参考にしてください。
ユニットバスへリフォームをする
劣化の箇所が複数ある場合は、これから数十年以上もお風呂を使用するとなると全体的なリフォームをした方が快適なお風呂生活が期待できるのと費用面でも格安になると考えられます。

部分的な修理をしたあとにユニットバスへリフォームするとなると、費用が無駄になってしまいます。
全体的なリフォームの費用がどれくらいになるのか見積もりを取ってみることをおすすめします。
お風呂の水漏れを放置すると?
お風呂の水漏れの原因にどのようなものがあるかわかって頂けたでしょうか。
それでは、その水漏れをそのまま放置してしまったらどうなるのかをお伝えします。
水漏れは放置していても自然と元のように戻ることは絶対にありません。
修理やリフォームをしなければ近い将来でお風呂が使えなくなってしまいます。
また、浴室だけではなく家全体に悪影響を及ぼすことに発展していきます。
■水漏れを放置すると
・建物全体を支える土台に浸透して腐食する。
・腐食した木材はシロアリの発生の可能性が大きくなる。(家がボロボロになる)
・シロアリの発生で柱などがスカスカになり大震強度が衰えて、地震による倒壊や破損のリスクが高まる。
お風呂の水漏れはDIYできる?

蛇口やシャワー扉など、表面の水漏れの場合はその箇所の部品を変えることで、DIY修理を検討する方も多いと思います。
安くつきそうだし、自分で修理できるならと考えがちですが、
部品のサイズが合わなかったり取り外すときに必要な道具までを購入したりと結局は費用がかかってしまうことになりかねません。
サイズ違いの場合は、また新しいものを購入しないといけない上に合わなかった物は一度使用しているために返品もできません。
もともとDIYが得意な人でなければ、あまりおすすめできません。
お風呂の水漏れはどこに頼む?

水漏れを発見したらどこに頼めばいいのかわからないといった方は多いと思います。
まだ新築したばかりやリフォームしたばかりならばその業者に連絡をしたらいいですが、
築年数がかなり経っていたり、古いお風呂やあちこちが劣化しているなどの場合は水漏れの原因と一緒に浴室全体をチェックしてもらった方がいいでしょう。
水漏れ箇所だけを修理しても、また他の箇所が壊れてしまうとなると、全体的なリフォームをした方が費用が安くすむ場合が多いです。
まずは見積もりをお願いしてみましょう。
お風呂の見積もりを取るには「一括見積もりサイト」を利用するのが便利です。
詳しくはこちらの記事を読んでみてください。
浴室の床下の水漏れ まとめ
お風呂の水漏れはそのままにしていたら、家全体が深刻なダメージを受けることになります。
必ず修理やリフォームが必要となりますので早く動くのが絶対にいいです。

まず業者に相談してみませんか?

ひどくなる前にした方がいいよ。
気持ちが楽になるよ!
早く取り掛かることで費用も安く済みますし
期間も短くなりますので、
ぜひこちらから始めてみることをおすすめします。
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