お風呂のリフォームをすることになったけど
手すりは必要かな?
子どもや高齢の方の安全のためにお風呂には手すりがあった方がいいのではないかと
考えますよね。
お風呂場の手すりはいらないって聞いたよ!
家を新築したときや、お風呂のリフォームした時に手すりをつけたけど
必要なかった!
つけて後悔した!
お風呂場に手すりはいらなかったと思ってる方もいるようです。
お風呂場の手すりのメリットやデメリット
手すりについての賛否の声をまとめてみましたので
これからお家を建てる方や風呂のリフォームを検討されている方は読んでみてください。
あなたのお風呂場に手すりはいるのか?
いらないのかがわかりますよ!
お風呂場の手すりはいらないの?
安全で癒されるお風呂生活のためには、お風呂場に手すりをつけた方がいいのか?いらないのかを判断するためには
メリットとデメリットを知ることが必要です。
手すりにはそれぞれに違う役割があり、つけるか迷われる方も多いようです。
手すりの取り付けはお風呂での安全性や利便性に期待できることが考えられますが
家族構成やライフスタイルによって設置の必要性も変わってくるようです。
まずは、お風呂の手すりについての一般的に考えられるメリットとデメリットを見てみましまょう。
お風呂場の手すりをつけるメリット
お風呂の手すりは、体を支える補助のためや体勢を整えるために便利なオプションです。
お風呂場は床が濡れているので滑りやすく、浴槽に入るときには片足になる瞬間があるために
体勢が不安定になり転倒の危険性があります。
また、浴槽から出るときや洗い場で立ち座りをする際にも足腰に負担がかかるので
苦痛に感じてしまう方も多いようです。
そこで手すりがあると移動がスムーズになり転倒を防ぐことに期待できます。
また手すりを持つことにより立ったり座ったりの動作が楽に行うことができるメリットがあります。
小さなお子様やご高齢の方、障害がある方、妊婦さんなども安全で入りやすいお風呂になることと思います。
おじいちゃんは足腰が悪いから
手すりは必要だよ!
もうすぐ子供が生まれるから
あった方がいいかも♪
今現在は必要ないと考えられても、将来的なことを見据えて設置の有無を検討してみましょう。
お風呂場の手すりをつけるデメリット
小さい子供やご高齢の方がいない家庭ではお風呂に手すりがない場合が快適なお風呂を楽しめることもあります。
手すりがあると浴室内の掃除の手間が増えてしまうといったことがあります。
手すりの付け根や下、裏側などは汚れやすくカビも発生しやすくなります。
浴槽本体を掃除するときも邪魔になるためにお掃除をラクにしたい方は、よく検討された方がいいと思われます。
掃除が大変になるのはイヤだな~
手すりが手前に出ているために、頭や他の体の部分をぶつけたりと安全のために設置したものが逆に危険を伴うことになってしまう場合もあります。
手すりはユニットバスのセットになっているものとオプションとなっているものがありますので
メーカーに確認してみましょう。
お風呂場の手すり 介護のために必要?
お風呂の手すりをつけることは、介護予防や転倒防止に非常に効果的です。高齢者や体が不自由な方、浴室の床が滑りやすい場合などは、特に設置を検討することをおすすめします。
お風呂場の手すりが介護に役立つ理由
- 転倒防止: 浴槽のまたぎ動作や立ち座り、移動時に体を支えることで、転倒を予防することができます。
- 歩行補助: 手すりを使って体を支えることで、歩行が安定しやすくなります。
- 立ち座り動作の補助: 浴槽や椅子からの立ち座り動作を補助することで、負担を軽減することができます。
- 筋力低下対策: 手すりを使って体を支えることで、筋力低下を予防することができます。
お風呂の手すりの種類
お風呂の手すりには、主に以下の種類があります。
- 壁付けタイプ: 壁に直接取り付けるタイプ。最も一般的で、強度が高い。
- 吸盤タイプ: 吸盤で壁に貼り付けるタイプ。工具不要で取り付けられるが、強度がやや低い。
- 突っ張り棒タイプ: 突っ張り棒で設置するタイプ。工具不要で取り付けられるが、壁や床に穴を開ける必要がある。
- 浴槽取り付けタイプ: 浴槽に取り付けるタイプ。浴槽の形状に合わせた取り付けが可能。
設置場所
お風呂の手すりは、以下の場所に設置することをおすすめします。
- 浴槽の縁: 浴槽のまたぎ動作をサポートする。
- 洗い場: 立ったり座ったりする際に体を支える。
- 浴室内出入り口: 出入りする際の転倒防止。
- その他: 段差がある場所や、滑りやすい場所
介護保険での補助
介護保険を利用することで、お風呂の手すりの設置費用の一部が補助される場合があります。詳しくは、お住まいの地域の役所または介護保険窓口にお問い合わせください。
その他
お風呂の手すりを選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
- 安全性: しっかりとした作りで、滑りにくい素材を使用していること。
- 使いやすさ: 高さや角度が調整できること。
- デザイン: 浴室の雰囲気に合ったデザインを選ぶこと。
お風呂の手すりがあれば、介護予防や転倒防止に役立ちます。ご家族の状況に合わせて、設置を検討することをおすすめします。
お風呂場の手すりの設置場所
お風呂の手すりやサイドバーは用途の違いで設置場所も変わってきます。
最近では、もともとのユニットバスのセット内容になっている場合もありますので
オプションとして別に設置するものかどうなのかメーカーに確認しましょう。
メリットが多い手すりですが、どのようなものがあってどこに設置するのがいいのでしょうか?
それぞれにみていきましょう。
スライドバータイプの手すり
シャワーの位置を調節するためのバーですが、洗い場の正面に設置するので
洗い場での体の移動や立ち座りの動作をするときに手すりとしても使用できます。
浴槽をまたぐ時にも支えとしても使えます。
片足になるために不安定になる体を支えることができるので、高齢の方や補助をする人には便利な手すりとなります。
注意点として
シャワーを調節するためだけのスライドバーなのか、手すりとしての強度があるものなのかを確認することが重要です。
見た目だけでは判断が難しいので、メーカーさんに聞いてみてください。
サイドバー 浴槽の上につける手すり
サイドバーは浴槽の上の部分に設置する手すりで、浴槽につかる時、立ち上がる時などに
使用すると足腰に負担がかかりにくいと思われます。
高齢で立ち座りに時間がかかる方にはおすすめです。
また、小さいお子様など立っているときの支えとして使用できるので便利な手すりです。
ちっちゃい子供は頭を打たないようにね!
身長がサイドバーと同じくらいの場合は、頭をぶつけたり方や胸などを打ったりしないように気をつけてください。
浴槽内の手すり
浴槽には手すりがついているものが多く、浴槽につかっている状態で体を支えるのには便利です。
ジェットバスや肩湯などを設置する場合は、手すりがあると安定的でリラックスできるでしょう。
浴槽内の手すりは皮脂や入浴剤などで汚れやすく浴槽本体の掃除のときも邪魔になるので
ラクにお掃除をしたい方にはおすすめしません。
今はラクにお掃除を済ませたい方が多く、各メーカーは浴槽や床の自動洗浄などを開発しています。
自動で床や浴槽をお掃除するんだって!
すごい~♪
毎日のお風呂のお掃除をしなくてよく、2週間に一度の手洗いでよいメーカーもあります。
お風呂場の手すりはいらない 賛否の声
手すりのメリットとデメリットをみていきましたが、一概には判断できかねるようです。
家族構成やライフスタイル、現在の状況だけで設置していいものか、将来的なことを見据えて検討するのがいいのかなど様々です。
実際に手すりを設置した方の声をまとめてみましたので、あなたに手すりが必要なのかどうかを
参考にしてみてください。
手すりをつけてよかった
お風呂に手すりをつけた方たちの賛否の声です。
参考にされてみてください。
①
・浴室の場合、手すりは、障害の有無にかかわらず、あった方が楽です。
・付けるのであれば、新築時に最初からバリアフリー仕様にした方が良いです。
・現在では、標準的なユニットバスであっても、初めから手すりが付いていたり、オプションで付けることが可能です。
・現在、障害状態でないのであれば、厳密な検討は不要です。標準的なバリアフリー仕様の製品を選んでおけば十分です。
必要になって後からつける場合、介護認定の等級によりますが補助が出ます。
新築時につけたら補助は出なかったと思います。
・・・が、浴室だけは後付けは辞めた方がいいです。
強度が不安だからです。
我が家は新築時に入口に縦型の1本の手摺、シャワー横に縦型1本の手摺、浴槽内に横型の小さな手摺(浴槽にもともとついている)感じです。
ユニットバスですが、最初からそのようになっていたと思います(指示した記憶ナシ)。
手摺を使う必要がないようにいつまでも健康でいられることが理想ですが、浴室だけは最初からがイイと思いますよ。
②
こんにちは、住宅屋です。
「経年変化」って部分が何を指しているのか不明ですが、浴室がユニットバスの場合そもそも後付で手すりを付けることは不可だと思っていた方がいい。
ユニットバスの壁って物凄く薄い。
なので、ユニットバスに対する手すり取付は設計段階から入れておかなければ下地が入ってこない。
一度、ユニットバスメーカーの物ではない後付の手すりを無理やり取り付けたことあるが、かなり不安要素が残る。
また、取付位置も自由度はそんなに高くはなく、メーカーごとに標準的な位置が決められている。
ユニットバスに手すりを取り付ける場合、出入り口付近と湯船に出入りする場合のもの、それに湯船につかりながら握れるもの…となりが、それぞれつけられるものは付けておいた方がいい。これは高齢者対策ってだけでなく、老若男女すべてに有効。
③
手摺りは老後の為だけではないですよ。若くたって怪我や病気でいつ必要になるかわかりません。あればタオルを掛けたりにも使えます。
yahoo!JAPAN引用
手すりはいらなかった
①
どういう未来になるか全くわかりませんので、
今は何もしない方が良いです。
シャワーパイプを手摺にグレードアップする位で良いのでは?
また、風呂を使ってみて不便を感じたら吸盤式の手摺を使って
みれば良いと思います。ホームセンターで数千円で買えます。
みんなが元気なうちはもちろん、介護者が出た場合も闇雲に
介護住宅にせず、フレキシビリティを意識した方が良いですよ。
②
義父の入院中に、「退院したらすぐに必要だから」ということで、介護保険を使って風呂場や部屋に手すりを付けた嫁です。
業者は父の体の具合も聞かず、やたらにサイズの大きな手すりをあちらこちらに設置しました。
結果として、義父は入浴はデイサービスですませ、うちでは全く入らなくなりました。寝たきりに近い状態なので、手すりは車いすの使用に差し支えております。
私はいたるところにある手すりが邪魔で、洗濯機横のものは自分で外しました。部屋の手すりもまず使いませんが、外した後に大きな穴が開くのがいやで、我慢しています。
お風呂の手すりは、蓋が閉めにくい、シャワーが使いにくいなど、不具合が多く、健康な家族には全く無駄でした。
手すりが必要になってから、どこにどのような手すりが必要なのか、使う本人とケアマネージャーや専門の業者と十分に相談してから設置するほうがいいと思います。
③
たらればの条件で手摺を設定しても全く役に立たない。
身体の衰え方の程度利き手や癖によっても十人十色。
Yahoo!JAPAN引用
お風呂場の手すりはいらない まとめ
新築の家を建てるときや、お風呂のリフォームを考えたときに家族のために手すりの設置をどうしたらいいのかと考えましたね。
メリットは子どもや高齢の方の安全のためには設置することが安心できるお風呂生活になるようです。
リサーチした結果「掃除が大変」「シミやカビが取れない」などがつけない方がよかったとの理由を多く感じました。
安全性と清掃面を比べたら、どうでしょうか?
あなたの家族にとっての幸せなお風呂は
どのような結論でしたでしょうか。
将来的なことはわからないとどう判断したらいいのかわからない場合は、プロに相談してみることをおすすめします。
あなたのお風呂の要望を話してみましょう。
いろいろとあなたの話を聞いて、プランやアイデアを出してくれる業者をえらんでくださいね。